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オプション

多数のオプションをご用意しております。状況に合わせ、組み合わせて使用することができます。各製品とオプションとの適合関係はこちらのページをご覧ください。

RF20A_Options.jpg

写真の例は、RF20Aをベースとして、エプロンロールコントローラオフセット、材料切れセンサ、フィードマスターユニット、スイングカバーを取り付けた製品です。

光学式材料切れセンサー

PhotoSensor.jpg

材料切れを検知する光学式センサです。環境に応じてセンサの感度を調整することができます。

TRFシリーズを除く全製品に装着することができます。

機種によって取付方法や取付位置が異なります。製品間での互換性はありません。右の写真は RF06A へ装着した場合のものです。

リモートボックス : RC02

RC02_3.jpg

離れた場所より一行程、寸動、ロール開閉が可能となります。ケーブル長さは3mまたは5mから選択可能です。

TRFシリーズは、ロール開閉に機能制限があります。弊社までお問い合わせ下さい。Gシリーズでは、寸動動作をさせることができません。写真とは異なり、寸動動作用のボタンの無い操作パネルとなります。

上記制約の他、機種ごとにコネクタ仕様が異なるため、製品間での換性はありません。

引っ張り仕様

プレス加工の後工程側にフィーダーを設置し、材料を引っ張ります。ロールマーク等、製品に傷を付けたくない場合や板厚が薄くたわみやすい材料の場合に選択ください。

送り方向切替 : MS022

MS022_02.jpg

ロールの回転方向を切り替え可能にします。材料の送りと引っ張りの両方の作業が可能となります。切り替えは電源立ち上げ時のみ有効です。

制御用ボックスはメインコントローラの上部に積み上げる形で設置します。

RF25A および RF20ARF30ARF40ARF50A には、モータ制御がOFFの時に材料の保持を助けるワンウェイブレーキが搭載されています。このブレーキは方向切替オプションと相反する機能のため、取り外されます。

フィードマスター : FM051

FM051_02.JPG

プレスとの交互運転を可能にします。装着には条件がありますので、お問い合わせください(プレス機によっては、対応できない場合があります)。

制御用ボックスはメインコントローラの上部に積み上げる形で設置します。

多段送り : MP042

MP042_02.jpg

プログラム運転を行います。送り長さ設定9種類、各設定に対し99回まで任意で回数設定可能。

制御用ボックスはメインコントローラの上部に積み上げる形で設置します。

高加速仕様

RF-Aシリーズ専用オプションです。標準機の加速時間の0.2秒を0.13秒に変更します。

同じプレス速度に対して、送り長さを大きくすることが可能になりますが、スリップによる送り精度の悪化やロール磨耗の原因となる場合もあります。

弊社にて、製品を高加速仕様に設定した上で出荷します。標準仕様と高加速仕様をお客様が変更することはできません。

10倍送り長さ仕様

標準機の最大送り設定を、1桁追加して10倍の長さまで設定可能にします。

  • RF-Aシリーズ / MS-Cシリーズ : 999.99mm → 9999.99mm
  • HS-Bシリーズ : 99.99mm → 999.99mm

TRFシリーズ、Gシリーズにこのオプションはありません。

コントローラ オフセット

フィーダの上面中央にコントローラが搭載された機種(RF06Aを除くRF-Aシリーズ)のコントローラをプレス機から遠い側へずらして取り付けします。フィーダ設置時にプレス等と干渉してしまう場合に有効です。

RF06Aは標準仕様です。機種によってコントローラの取付方法は異なるため、ブラケットなどの部品に機種の互換性はありません。

コントローラの角度変更

Anglelaydown.jpg

オプションにてコントローラ角度付けステーを取付ける事により、コントローラの角度をお好みの角度に変更が可能です。

角度によっては干渉のおそれがございますのでご注意下さい。

コントローラオフセットのオプションとセットまたは、コントローラオフセットが標準の機種に対応可能です。

スイングカバー

SwingCover_02.jpg

フィーダ本体の上面カバーを開閉可能にします。ロール清掃やセパレートローラの調整に有効です。RF06A を除くRF-Aシリーズに適用可能です。

カバーの開閉時にコントローラとの干渉を避けるため、コントローラオフセットのオプションとセットとなります。

RF15A および RF25A は透明アクリル窓付のカバーとなります。RF20A、30A、40A、50Aは透明アクリル窓付または鋼板窓無しの2種類から選択することが可能です。

右上の写真は鋼板のカバーです。透明のカバーについては、セパレートロールの項目を参照下さい。

特殊ロール

ハードクロムメッキ

N_Option_Chrome_Roll.jpg

表面に硬質クロムを施したロールです。

耐摩耗性が高く、材料とロールのスリップに対する耐久性が向上します。また、ロール表面への防錆油の塗布も不要となります。

HS-Bシリーズ、TRFシリーズおよび、RF30A、RF40A、RF50Aは標準装備です。

ウレタンロール

N_Option_Urethane_Roll.jpg

鉄芯にウレタン樹脂を巻き付けたロールです。

金属ロールでは圧延してしまうような材料の場合に、材料への圧力を下げて圧延を低減できます。また、材料の傷も防ぐことができます。

スリップしにくく、滑りやすい材料では金属ローラよりも送り精度が良くなる場合もあります。耐薬品性や耐久性は標準ロールよりも劣ります。

HS-Bシリーズはロールリリースのストロークが小さいため、つぶれの発生する本ロールを使用することはできません。

シリコンロール

N_Option_Silicon_Roll.jpg

鉄芯にシリコン樹脂を巻き付けたロールです。

ウレタンロールと比べると、非粘着性、耐熱性および耐薬品性に優れており、フィルム材や粘着テープで貼り合せた特殊材料、印刷された材料の送りに適しています。

耐磨耗性はウレタンロールより劣り、スリップしやすくなります。

BBCロール

N_Option_BBC_Roll.jpg

ブラスト処理およびブルーイング処理を施したロールです。

材料とロールの接触面の摩擦力が大きく、スリップの少ない材料搬送が可能です。

材料に傷は付きやすくなります。傷に対して厳しい材料を送る場合は、材料中央部を逃がすことができる、セパレートロールのオプションを合わせてお奨めいたします。

セパレートロール

N_Option_Separate_Roll.jpg

材料幅方向の位置を変更可能な2個のリングで材料を保持します。

異形状材料の逃がしやロール加圧痕、リリース痕から主要材料面を保護する場合に適しています。

RF06A を除く RF-Aシリーズ の製品に適用可能です。

リングの位置の調整のため、スイングカバーおよびコントローラオフセットもセットのオプションとなります。

RF-A-SRF

RF06Aを除くRF-Aシリーズに対して、以下のオプションをセットにしたセパレートロールの標準組立仕様です。シリーズ名の後に、-SRFと表記しています。

  • 上側ロール:セパレートロール
  • 下側ロール:セパレートロール(RF15A / RF25Aは対応出来ません)
  • ロール表面処理:ハードクロムメッキ / BBC / ウレタン / シリコンの4種類から選択出来ます。
  • アクリル窓付きスイングカバー
  • コントローラオフセット
  • バネ定数の小さな材料加圧ばね
    (RF20A-SRF、RF30A-SRF、RF40A-SRF、RF50A-SRFのみ)

下の写真は、左側がRF15A-SRF(シリコンロール仕様)、右側はRF20A-SRF(BBCロール仕様)です。

N_RF15A-SRF_SI.jpgN_RF20A-SRF.jpg

フィーダ本体上面のスイングカバーにアクリル板の窓を配置したことにより、カバーを閉じたままでもロールの状態を確認できます。

ダウンロードのページから、カタログの閲覧がが可能です。セットの仕様変更をご希望の場合は、弊社にご相談下さい。


SRF仕様にて加工を行っている動画をご覧いただけます。映像部分をクリックすると再生が始まります。再生時は音が出ますので、音量にご注意下さい。(動画の機種は、RF20A-SRF)

エプロンロール

プレス機の反対側に製品を延長し、コイル材を支持するためのローラを追加します。

Gシリーズは標準仕様です。

スライドプレート

RF06A_SlidePlate_desc.jpg

材料の進行方向に対してロールフィーダの位置を変更します。より金型にロールフィーダを近づけることが可能となります。

短尺材の使用を想定しているTRFシリーズは標準仕様となります。