長尺送り高速NCロールフィーダ : A-Aシリーズ

Hシリーズと同じプレス回転数において、長い送りが可能なロングスプリントモデルです。プレス追従回転数は600spm、材料幅は400mmと600mmの2機種からお選びいただけます。自動板厚調整機能を搭載しています。

材料リリース機構にはインバータ駆動の電磁石を採用しており、エア供給は不要です。安定したリリースタイミングが得られるだけでなく、材料加圧力の数値制御も可能です。

コントローラ 491Cは、指定された送り長さとプレス回転数から加速度を自動調節します。また、送りモータの負荷を監視するレベルメータも標準搭載されております。

プレス機と同期をとるための専用エンコーダの設置が必要です。オプションにて、フィード及びリリースのプレスカム信号入力での運転が可能です。プレスカム信号運転仕様の場合の追従回転数は300spmまでとなります。

他のシリーズとの比較は製品案内をご覧下さい。

下図は、主要性能をHシリーズのH25と比較したものです。A-Aシリーズは、プレス速度250SPMにて300mmの送り性能を目標として設計されています。

製品仕様

*1 オプションにて中央クランプロールを選定した場合の最小材料幅は、50mmとなります。

*2 設定されたプレス速度と送り角度により計算されます。

*3 条件 : 送り長さ50mm・リリース無し。

A-Aシリーズのプレス速度に対する送り性能は下表の通りです。詳細は送り性能計算フォームにて確認できます。

A-Aシリーズは材料重量によって送り性能が変わりますので、材料搬送重量の計算が必要となります。

* プレス機の起動角度および加速度によって、リリース動作が追従できない場合があります。

パネルの表記は英字のみとなります。

設定表示説明

操作パネル説明

データバンク MP6のオプションを組み合わせることによって、送り長さ、送り角度、リリース条件の設定を99セット記憶させることが可能です。
幾つかの金型を載せ替える場合の設定が簡略化出来ます。ぜひ、ご検討願います。
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